2025年8月17日(日)、協働ステーション中央にて、Youth Econet主催の交流会を開催しました。

このイベントは、Youth Econetのメンバーやサポーター、アドバイザーどうしの交流を目的としたもので、会場には、20名を超える方が集まりました。
司会・進行は、前回の交流会に引き続き穂積裕太さんが担当しました。

今回のテーマは「食品ロス」。
食や環境をテーマにした発表やディスカッションを通して、食品ロス削減の方法を考えました。
ここからは、当日のおこなわれた3つのアクティビティを紹介します。
自己紹介
会場についたら、配られた「自己紹介カード」に名前とキーワードを記入。
一人ひとりの自己紹介が終わったら、テーブルの上に置かれた「自己紹介カード」を取り合います。
笑いに包まれた会場で、参加者どうしの距離が一気に縮まりました。
登壇者からの発表
今回のイベントでは5名が登壇しました。
それぞれが取り組んでいることをプレゼンしたり、今後開催されるイベントの紹介をしたりしました。




ディスカッション
テーブルごとに、2つのテーマでディスカッションを実施。
年齢や分野を越えて意見を伝え合うことで、新しい発見や気づきが生まれました。

トピック1
1つ目のテーマは、フードロス削減に向けて これなら自分でもできる!。
テーブルの代表者がそれぞれの意見を集約し、全体に向けて発表をしました。
出てきた意見の一部
- 冷蔵庫の中を定期的に点検して、食材を使い切る「クリーンニング」をおこなう
- 安売りで「余計に買う」ことを避ける
- 賞味期限を鵜呑みにせず、食べられるかを自分で判断する
- 家庭で冷凍保存や加熱調理を活用する
- 周囲に食品ロスの知識を「伝える」ことを意識する
トピック2
2つ目のテーマは、他力本願!!フードロス削減のために、誰が何をすべきか?です。
さっきとは打って変わって、理想論もOKの自由な対話の時間となりました。行政・企業の変革、科学技術の活用などマクロな視点からフードロス削減に向けた提案がなされました。
印象的だった意見
- 飲食店での売れ残りを自己責任で持ち帰れる仕組みづくり
- 食品廃棄に課税してインセンティブ構造を変える
- AIや機械を活用した食品管理の最適化を図る
- 消費者の「欲望」がロスの原因。マインドの転換が必要である
- 食べ物を買いたくなるように、ロスを減らしたくなる習慣をつくる
最後に
今日で終わりではなく、これを機に自分の行動を変えていこう。
そんな前向きな声で、交流会は締めくくられました。
食品ロスを「私たち」の課題として、絶えず「自分にできることは何か」を考え続ける姿勢が大切なのかもしれません。
参加者(敬称略)
植田順、細谷昌司、小堀貴弘、荒深正博、坂本絢悠、佐々木克仁、野﨑泰、東出りさ、朝長泰人、中嶋夏月、小野佑真、舞はるり、鈴木核、中津川隆士、穂積裕太、深澤明、福沢美之輔、小林隆雄、宇野治